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2022.4.5

閻魔堂の設計、内陣は護摩焚きの炎でチラチラ光る壁に!左官職人が只今試作中(長岡)

2022.4.5

Category: 本堂新築

東京都の真言宗寺院で、閻魔堂を新築します。
地階・1階が鉄筋コンクリート造、2階の屋根部分が木造です。
約2年前にマスタープランを終え、現在は、実施設計の真っ只中です。

 


△イメージ模型

敷地は賑やかな商店街(模型右側)の裏手で・・・
模型からも分かるように、建物に囲まれています。



△外観イメージパース

閻魔堂へは、木造唐門から入ります。

 

閻魔様をお祀りする内陣の壁は塗り壁で仕上げます。

懇意にしている左官職人に事務所へ来てもらい
「閻魔堂らしく、荒々しくて・・・」
「護摩炊きの炎でチラチラ光るような・・・」
菅野がイメージを伝えると、、、

「いやぁ、面白そうな仕事ですねぇ」
早速、3種類の壁を試作してくれました。




壁はおどろおどろしく、迫力がありましたが、
「もう少し、光るイメージなんだよなぁ」

イメージのすり合わせをし、再度2種類の壁を試作してくれました。




前作よりも、チラチラ光るようになっています。
「寒水の粒を大きくしたり・・・」
「荒らし方を工夫したり・・・」
より光るように、試行錯誤を繰り返してくれたとのこと。

早速お客様にお見せすると「面白いですねえ」

しかし、まだ気に入らない菅野。
「雲母石を混ぜてみたらどうだろう」
「早速、取り寄せてみます」
完成が楽しみです。

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