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2022.4.26

愛知県江南市の臨済宗 永正寺本堂新築、膨大な木材を目の前に「これはすごい!」(東松)

2022.4.26

Category: 本堂新築

愛知県江南市の臨済宗 永正寺で本堂・位牌堂新築工事が進行中です。
工事は地元の(株)アイチケンにお願いします。

年始に地鎮祭を行い、先ず、本堂の北に隣接して建つ位牌堂棟の新築工事に着手。
現場では既に瓦を葺き終わり、大工が造作工事を進めています。


工事監督から、本堂棟の木材が準備できたという知らせを受け・・・
3月29日、菅野とともに木材検査を行いました。
問題のある木材を交換してもらい・・・4月6日、住職と役員の皆様に確認していただきました。



△膨大な桧の柱を前にして、言葉をなくす皆様

桧の柱は27cm、24cmの角材と直径36cm、30cmの丸柱です。
一本の長さが6.8mもあり、量も多いので、地面に並べられた眺めは壮観です。




「どんな本堂になるのか想像もつかないよ!」と住職と役員の皆様。



本堂の正面には幅5.8mの四枚引き戸を建て込みます。
その鴨居は高さ50cm×厚さ24cm×長さ8.3mの桧で設計しました。
用意されたのは、節がほとんどなく杢目も通直!と申し分がない良材でした。




最後にご覧いただいたのは松の丸太。東北の山から切り出してきたそうです。
積み上げた丸太の山は巨大です。

約12m間口の屋根を支えるので太い丸太が必要です。
また、丸太の内4本が天井の下に姿を現します。

設計図の指示では末口55cm×12mの丸太が4本、末口50cm×12mが1本、
末口45cm×10mが1本、末口30cm×9mが5本ですが・・・


「これは本当にすごい!せっかくだから、伊勢神宮のように御木曳をやりましょうよ」
「こんな太い丸太を乗せる台車があるかなあ」大いに盛り上がりました。


いよいよこれから、大工達が刻みに取り掛かります。

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