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2020.2.18

静岡県の法華宗寺院、本堂、客殿・庫裡、位牌堂新築、設計UP!(伊藤絵)

2020.2.18

Category: 客殿・庫裡新築


静岡県の法華宗寺院で本堂、客殿・庫裡、位牌堂を新築します。
 

先週の初め、設計図がほぼ完成したので、所長の「菅野チェック」を受けました。
 

菅野チェックは、平面図・立面図・矩形図・・・建築の設計図はもちろん、電気設備、給排水衛生設備の設計図、全てに及びます。


赤ペンが入った設計図とにらめっこしながら1週間・・・
検討が甘かったディテールの修正や、デザイン上のブラッシュアップを進めています。

昨年11月に取り掛かった実施設計も、いよいよ設計UPの日が近づいてきました。

 


本堂の屋根は伝統的な入母屋造りで銅板一文字葺です。



過去に銅板屋根の本堂を3棟設計しているものの、より美しい屋根を実現すべく・・・
菅野と担当の伊藤チームが国宝の長弓寺や金剛輪寺、善水寺の桧皮葺き本堂を訪ねました。

修理報告書の実測図を入手し、現地へ持参。
図面と見比べながら、あらゆる角度から屋根の美しさの原因を探りました。






客殿・庫裡は、気軽にお寺へ立ち寄ってもらえる工夫を随所に散りばめました。

玄関前には、境内からスロープでも上がれて、ゆったりくつろげる屋根付きのテラスを配置します。

玄関土間には24畳の広さを確保し、接待カウンターや休憩スペースを設けます。

上り框は12cmの高さで、客殿・庫裡と本堂はバリアフリーでつながります。

客殿は42畳の広さ。70人以上の方が北と西の庭を楽しみながら、椅子と机で食事をすることができます。
また、近くに機能充実の配膳室や倉庫を設け、多目的に使えるよう配慮しています。



さて、明後日は、いよいよ現場説明会です。

見積りを依頼する建設会社は、売り上げ、社寺の工事実績、一級施工管理技士の数、経営内容などを建設委員会で検討し、14社から数社に絞られました。

現場説明会では、建設会社を順番にお寺へ呼び、見積り依頼書と設計図を渡し、設計の概要を説明します。
また、敷地を案内しながら、要注意点などをお話しします。

見積りを依頼してから開封まで約1ヶ月。

工事費の概算を算出したとはいえ・・・
「思いどおりの見積り金額が出てくるだろうか?」不安な日々を過ごします。

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