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2021.2.16

愛知県岡崎市の曹洞宗 龍渓院の築300年本堂の耐震改修工事、現場監理に同行!(大江)

2021.2.16

Category: 耐震補強

愛知県岡崎市の曹洞宗 龍渓院の本堂耐震改修工事が進んでいます。

耐力要素である【格子パネル】、【荒壁パネル】、【耐震リング】が取り付けられたとのことで・・・
工事監理を担当しているリーダーの前嶋に同行しました。



△格子パネル

9㎝角の桧材を格子状に組んだパネルで、壁を補強しました。

一か所一か所、大工さんが丁寧に製作してくれました。



△荒壁パネル

木片、古紙、土を原料にした既製品のパネルです。
土壁と同じように、変形しながらも粘り強く地震に耐えます。

壁の形状や大きさにより、格子パネルと荒壁パネルを使い分けました。



△耐震リング

柱と梁(横架材)の接合部を補強し変形を抑えます。



△工事前

床下は常に湿潤状態で、柱脚が湿っていました。



△工事後

ポリエチレンシートを敷いた上に土間コンクリートを打ち、床下からの湿気を遮断しました。

土間コンクリートを水平に打ち、床の不陸を修正し、柱脚のレベルを調整しました。


荒壁パネルの納まりや格子パネルの取り付け金物など、百聞は一見に如かず!
現場への同行は、とても勉強になります!

これから左官工事、建具工事などが着々と進んでいきます。
築300年本堂の耐震改修工事・・・出来上がりがとても楽しみです!

 

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