コラムColumn
2026.6.9
お部屋をコーディネートする際、「何から決めればいいのかわからない」というお声をよくいただきます。
統一感のある空間をつくる方法はいろいろありますが、今回は「主役になるものが決まっている場合」のコーディネート方法をご紹介します。
【ピアノのある応接室の事例】
このお部屋はグランドピアノを置くことが決まってたので、ピアノを主役にしてインテリアを組み立てていきました。

▲ブラックのピアノを主役に、ピアノ椅子のバーガンディの張地、そしてグレーを組み合わせてコーディネートした応接室。
床材にはカリンを使用しており、赤みのある美しい木目が特徴です。
そこで、ピアノの下に敷くラグには、赤系とグレーがミックスされた光沢感のある輸入ラグを選びました。
床の赤みやピアノ椅子の色とも自然になじみ、お部屋全体をつなぐ役割を担っています。

次に、ラグに合わせてソファの張地とカーテンはグレー系でまとめました。
グレーはブラックや赤系との相性が良く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
さらに、ソファにはクッションを4個製作。
2個はカーテンと同じ生地を使用し、残りの2個は同シリーズの色違いの生地を採用しています。
すべてにブラックのパイピングを施し、空間全体とのつながりを持たせました。

▲カーテンのタッセルもクッションのパイピングと合わせブラックにして空間を引き締めます。
カーテンは表から見えない裏地を赤系にして、さりげないアクセントを加えました。

▲ピアノ椅子やラグの色味とリンクさせた、さりげないこだわりです。
また、ティーテーブルを3台配置していますが、カラーはピアノに合わせてブラックを選択。
カーテンレールもアイアンのブラッで統一しました。
このように、一つのアイテムを軸にして色や素材を広げていくことで、お部屋全体に自然な統一感が生まれます。
今回の事例では「ピアノ」が主役でしたが、ソファやダイニングテーブル、アート作品などでも同じ考え方ができます。まずは主役となるものを決め、その色や素材を他のアイテムに少しずつ取り入れていくことで、まとまりのある心地よい空間が完成します。
お部屋づくりの際に、参考にしてみてください。