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2017.7.11

岡崎市のお寺で木造客殿・庫裡新築。工事費を概算しながら設計中(大江)

2017.7.11

Category: 客殿・庫裡新築

岡崎市のお寺から、庫裡新築のご相談を受けました。

菅野企画設計では、和風住宅や古民家再生だけでなく、寺院伽藍の設計も得意としています。

このお寺の庫裡には、住職家族の二世帯住宅とお寺の客殿、書院、配膳、便所などが納まる予定です。


第一案をお持ちしました。すると・・・
「書院(お坊様が待機する部屋)が2階にあるのはちょっと…。最近は足の悪いお坊様も多いのでねえ」と住職。

そこで、書院を1階に配置する第二案を作りました。
ただ、平屋部分の面積が大きいと、工事費が高くなります。

その主な理由は、2階建ての建物より
〇基礎の面積が増える
〇屋根の面積が増える
からです。


第一案をお持ちした時に、工事費の概算をお伝えると・・・
「そうですか。思ったよりかかるなあ」は住職。
工事費の増額が気になります。


△概算を見積中

早速、工事費をより詳しく計算してみました。

弊社では、豊富な実績を活かし、積算データを集積しています。
間取りをコンピューターに入力し、仕上げのグレードを決め、工事費を計算しました。
その結果は・・・

「仕上げで調整すれば、第一案の概算工事金額内に、なんとか納まるだろう」。

そこで、第二案をお寺へFAXして、
「工事費は第一案と同じ程度でいけそうです。12日の打ち合わせまでに、ご検討ください」と電話でお伝えしました。


菅野企画設計では、お客様がゆっくり検討できるように、打ち合わせ日より前に、資料をお送りしています。

また、工事費の概算を常に行い、お客様の予算をオーバーしないように配慮しながら、設計を進めてまいります。



 

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