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2023.1.17

耐震改修工事の補強効果を常時微動測定で実測。龍渓院本堂は耐震力が2.6倍に!(前嶋)

2023.1.17

Category: 耐震補強

耐震改修工事の結果、どの程度の効果が出たのか?
机上の計算で「この程度は強くなっているはずです」と言われても・・・

菅野企画設計では、補強工事の前と後で「常時微動測定」を行い、補強の効果を確認しています。
測定と分析は、岐阜県立森林文化アカデミーの小原教授の監修の下で行っています。

先日、2019年7月から約一年かけて本堂の耐震改修工事を終えた、
岡崎市の龍渓院本堂の補強後の測定を行ってきました。
(コロナの影響で、測定をしばらく延期していました)



↑改修後の龍渓院本堂



↑測定風景(岐阜森林文化アカデミーの小原教授と)

建物の揺れを観測することで、下記のようなデータが得られます。




このデータを解析することで建物の強さが分かります。

改修前のデータと比較した結果、龍渓院本堂の耐震力2.6倍にUPしたことが確認できました。
目標としていた数値をクリアしています。


弊社には、耐震補強工事を行ったお寺のデータがかなり蓄積されてきました。
これらを分析することで、今後も耐震改修のより良い方法を探求していきます。

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