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2022.11.8

大阪府の浄土真宗本願寺派寺院から本堂の耐震診断の依頼、先ずは4人で現況調査(大江)

2022.11.8

Category: 耐震補強

大阪府の浄土真宗本願寺派寺院から「本堂の耐震診断をお願いできませんか?」の電話をいただきました。
早速、菅野と東松がお寺へ伺い、本堂を見せていただき・・・先ずは現況調査の日程調整。

遠方の場合は泊りがけになりますが・・・
本社から2時間程度の道のりなので、調査は1日で終えることを前提にチームを編成。

東松、大江、中村、野口の4人でお寺へ向かいました。

現地では、内部チームと小屋裏・床下チームに分かれ、作業を分担。

内部チームは間取り、・耐力要素、柱の傾斜、床の不陸 などの調査を行いました。

【耐力要素の調査】


△耐震上重要な部材である、土壁、貫、虹梁の位置と寸法を測量。

【柱の傾斜・床の不陸の調査】


△「下げ振り」という道具を使い柱の倒れを調査。


△レーザーを使い床(敷居)の不陸を調査。
 

一方、小屋裏・床下チームは小屋裏と床下に潜り・・・
梁や桁、足固め、土台などの構造材の構成や寸法を実測し、材の痛み、不具合がないかを調査しました。

【小屋裏の調査】


△小屋裏の調査はいつも埃まみれになります。


△丸太梁の組み方、寸法を実測。部材の接合部の状態や雨漏りの跡なども目視で確認します。

【床下の調査】


△床下調査の様子。床下は比較的乾燥していました。

【屋根の調査】

△葺き土の有無の確認。伝統的な土葺き瓦は荷重が重く、耐震的には不利です。

現在は、調査した内容を順次図面に起こしています!
この後、伝統構法に適した構造計算方法で耐震診断を行い、補強方法を考えます。

 

菅野企画設計では、JSCA関西(日本建築構造技術者協会関西支部)が監修している『木造限界耐力計算プログラム』を使い、構造計算を行っています。同時に、補強案を考え、工事費の概算も行います。

必要なら、役員や檀家の皆様に、調査内容や耐震診断の結果を詳しく説明します。

相談を受ければ、無料で現地へ出かけ、疑問にお答えします。気軽にお問い合わせください。


詳しくはこちらをご覧ください。ご本堂を地震から守る

 

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