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2021.11.30

岐阜県美濃市の曹洞宗 善應寺の圓通堂耐震修復工事が進行中!(中村)

2021.11.30

Category: 修復工事

岐阜県美濃市の曹洞宗 善應寺で圓通堂を耐震改修し、坐禅堂に復元する工事が始まりました。

 
△解体前の圓通堂。

先ずは外部足場を組み、瓦をおろし
その後、建物をジャッキアップして礎石の調整、土台の取替え・・・
ジャッキダウン後に建て起し、土壁の補修、内部造作、屋根の葺き替え・・・と作業を進めます。



△瓦撤去の様子。厚い葺き土が現れました。



△鬼瓦や宝珠は、再利用または作り直しの参考にするため生かし取りました。



△軒瓦は古い瓦のデザインを踏襲し、原型を制作。焼成によって1割ほど縮むのを見越した大きさです。
 

現在は、礎石の調整までが完了。
建物をジャッキアップして、土台の加工・取付けを待っている状態です。



△鉄骨と柱を緊結し油圧ジャッキで少しずつ上昇させた後、角材を井桁に組んで支えています。


△礎石の調整。ガイドとなる角材に礎石を固定して床に据え、地面との隙間をモルタルで充填しました。



△元の土台には光付けが施されており、礎石とぴったり嚙み合っていました。
 

建物が浮いているこの間に、
これまで見ることができなかった、柱脚や小口の状態を確認。

「内部柱の柱脚は小口も状態がいいね」
「ここは根継ぎしようと思っていたけど、芯もしっかり残っているし、この状態なら大丈夫」
リーダーの前嶋とすべての柱を確認していきました。



△柱脚の小口をチェック

引き続き、打合せと確認を重ねながら、工事を進めていきます。

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