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2021.9.14

栃木県小山市の日蓮宗 妙建寺で会館新築工事、お客様と木材検査へ!(植松)

2021.9.14

Category: 客殿・庫裡新築

栃木県小山市の日蓮宗 妙建寺で会館新築工事が始まりました。
工事は、競争見積もりの結果、栃木県鹿沼市の(株)栃毛木材工業にお願いします。

8月から工事に着手し、設備の埋設工事、地盤補強工事を終え・・・次は基礎工事です!

 

現場監督から、木材が一通り揃ったとの報告を受けたので、
住職夫妻及び建設委員に参加していただき、木材検査を行いました!




(株)栃毛木材工業は県内に山林を所有し、林業から製材まで自社で行っています。
そのため、ウッドショックの渦中にも関わらず、良心的な見積金額で工事を請けてくれました!感謝感謝!


もちろん!会館新築工事で使用する桧材も、自社の山から切りだした木材です。


又、機械等級区分構造用製材のJAS認定工場を持っているので、
自社でヤング係数(木材の固さが分かります)、含水率(木材に含まれる水分量)を計測出来、
JAS規格基準にクリアしていれば、木材にJASマークを付けることができます。

今回使用する構造材もすべて検査を行い、JASマークがついています!



↑検査をクリアした材にはJASマークと曲げヤング係数の等級を示す「E〇〇」の印字


化粧材には、節が少なく杢目のきれいな材を用意してくれたため、お客様も大満足の様子。

会館の顔となる玄関ホールと控室の化粧柱については、
どの材を使用しどの面を手前に見せるのか?お客様と相談して決めました!

 

現場の作業と並行して・・・
事務所では、基礎図とプレカット図のチェックを進めています。

間取りや高さ関係、木材の大きさは設計図通りか?といった基本的な内容の確認から、
木材の継ぎ手の位置、基礎のアンカーボルトの位置、ホールダウン金物の位置は問題ないか?等、細部にわたってチェックします。




チェックと修正を数回繰り返し・・・
次は、プレカットの加工と基礎工事へと進みます!

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