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2020.6.30

静岡市の真宗大谷派 専念寺の庫裡・客殿新築工事が始まります(前嶋)

2020.6.30

Category: 客殿・庫裡新築

昭和40年に建設された鉄筋コンクリート造の本堂の横に、客殿・庫裡を建て替えます。

・地震や津波に備え、頑丈な建物にしたい
・伽藍をコンパクトにまとめ、境内を有効に活用したい
・和風のデザインにしたい


という要望と、敷地形状、予算等を総合的に検討して・・・
鉄骨造2階建て、床面積483㎡で、軒の深い瓦屋根の外観にまとまりました。



↑現況


↑計画パース
 

玄関から客殿、便所、配膳室まで、土足のまま利用できる設計です。
本堂はもともと土足利用なので、境内からスロープを設けることで、足の悪い人や車椅子の方も気軽に利用していただけるようになります。

客殿は約29帖の広さを確保し、36人に机椅子で食事をとってもらえます。




また、東側には大きなガラス窓を設けて、庭を楽しんでいただけます。
 

工事は、静岡市に本社を構える鈴与建設株式会社にお願いします。

現在は、着工前の詳細な打合せを進めています。
建築本体工事と外構工事を含め、工事期間は約1年間です。

「工事の進捗状況などは、随時報告してもらえるのでしょうか?」と住職。

「もちろんです。

少なくとも月に2度、現場監督、設計事務所、お客様が現場事務所に集まり、定例打合せを行います。
その場で、工事の進捗状況を報告しますし、仕上げや設備の最終確認もしていきます。

ご不明な点や設計から変更したいところがありましたら、その都度おっしゃってください。
できる限り対応させていただきます」

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