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2021.12.23

静岡市の曹洞宗 東光寺で本堂新築、木材プレ検査と本検査。 良質な材が揃っていました(前嶋)

2021.12.23

Category: 本堂新築

静岡市の曹洞宗 東光寺本堂新築します。
工事は掛川市の飛鳥工務店にお願いします。

『木材が揃いました!』
飛鳥工務店より連絡を受け、さっそく木材検査を行いました。

検査は2日間に渡って行いました。
初日は我々設計士によるプレ検査、2日目は住職と建設委員に立ち会っていただく本検査です。



初日のプレ検査では、材の寸法だけでなく節の有無、通直性、含水率などを一本一本チェックしました。
数本の取替えを指示したものの、他は良質な材がそろっていました。



掛川市 杉本木材にて の化粧梁材を確認中


その後、飛鳥社寺の工場に赴くと・・・



丸太が仮組みされていました。
「ただ材木を見てもらうより、この方がイメージが湧くだろうと思ってね」と親切な棟梁。

「小屋丸太や桔木は、全て国産の地松で揃えましたよ」
丸太は設計図より太く、迫力ある小屋組になりそうです。



そして、2日目
お寺の皆様をお迎えしての本検査です。



↑杉本木材にて ケヤキの柱、梁を確認中

「こんなに太い木材を使ってくれるんですね!
この中では細く見える18cm角の柱でも、今の本堂より太いですよ(笑)」

と住職と建設委員の皆様。


中には曲がった材も



これは「あて」と呼ばれる材で・・・
「化粧隅木に使おうと思っているんですよ。ただ、原寸図を描いてみて、使えるかどうか検討します」

木の繊維方向をうまく利用して使えば、より力を発揮してくれます。
木材を適材適所に使い分ける大工の知恵です。


その後、飛鳥工務店の工場へ移動して、小屋丸太を確認していただきました。




「こんなに立派な材料をそろえてもらい、大変感謝しております」
住職からうれしいお言葉をいただきました。

材木が揃ったので、次は原寸図の作成、木材の刻みへと進みます。
棟梁や大工と仕口や継ぎ手、納まり関係の詳細な打合せを始めます!

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