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客殿・書院など完成ギャラリー

浄土宗 三樹院 客殿・庫裡新築

住職からご連絡をいただき、お寺へ伺うと・・・

「先日送られてきた”寺院レポート”を拝見しました。
紹介されていた建物はよく考えられているし、和風のデザインが気に入りました」
初対面にもかかわらず、その場で設計を依頼されました。

しかし、敷地は本堂と墓地に囲われた不整形で、北側には隣地の崖が迫り、南側の墓地との間には約2mの段差がありました。そのため、ご希望を叶える間取りをまとめるために、たいへん頭を悩ませました。

また、工事車両が敷地まで至るためには、幅2.5mの斜路を約30m登って直角に折れ・・・本堂の前を約25m進む必要がありました。そのため建設会社は、木材や建材の搬入や建て方用のレッカー車の設置に苦労しました。

敷地を最大限活用して建っている客殿庫裡を見上げながら・・・
いろいろな困難にも関わらず、事業が円成したことを心よりうれしく思いました。

 
  • ■神奈川県三浦市
  • ■施工/松浦建設株式会社
  • ■木造階建て
  • ■床面積/約392㎡
  • ■2025年11月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 境内には高低差があり、北側には崖が迫っています。敷地は本堂と崖、墓地に挟まれた不整形な形状でした。
  • 既設の本堂と水盤舎の間から、むくり屋根の妻面が見えます。
  • 玄関の前にはスロープを設けました。玄関先には化粧垂木の和風の屋根をさしかけました。
  • 玄関は自動ガラス引き戸です。ガラスには、日本画家・中村哲叡画伯がこのお寺のために描いた日本画をもとに、エッチングを施しました。
  • 玄関ホールは10帖の広さ。正面に飾り棚を設け、飾り障子を建て込みました。床柱はシャム柿、腰には織部タイルを貼りました。
  • 12畳の和室。法中控室としても使われます。
  • 15帖の客殿。法事の待合としても使われます。床はタイルカーペット敷き。照明は埋め込みとして、下面を麻の葉模様の組子細工で飾りました。正面窓のステンドガラスは小林まゆみ作。
  • 玄関脇に設けた応接間。床のカーペット、家具のファブリック、壁と天井のクロスのカラーコーディネートも弊社が手掛けました。
  • 南側墓地から見た様子。不整形な敷地、2mの擁壁がそのまま外観に現れています。
  • 墓地境の約2mの既設擁壁にお墓が接していたので、擁壁の背後に鉄筋コンクリート造の頑丈な深基礎を造りました。
  • 深基礎の鉄筋が設計通り配筋されていることを現場でチェックしました。
  • 住職にも石川県まで足を運んでいただき、木材検査を行いました。
  • 工事用車両は幅2.5mの斜路を使って、解体廃材の搬出、木材や建材の搬入を行いました
  • 建て方用のレッカー車は、本堂のキャノピー下を通って、敷地前へアプローチしました。
  • 高い耐震力を確保するため、筋交いや補強金物を目視でチェックしました。

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