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  本堂の向拝方向は全て掃き出し窓でした。

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  掃き出し窓2枚と欄間を鉄筋コンクリート造の壁に変えて、建物を補強しました。

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  向拝に至る階段から赤松が上に伸びています。

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  新設した鉄筋コンクリート造の壁をステンレス製の花頭窓、欄間を格子で飾りました。

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  向拝側の外壁は全て掃き出しの窓と採光欄間でした。

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  両隅の掃き出し窓と欄間を耐震壁に変え、計算上許される大きさの窓を設けました。

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  補強設計に先立ち現況調査を行いました。ひび割れしている場所やその割れの幅を計測しました。

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  鉄筋コンクリートの壁をコア抜きして、その強度、中性化の進行状況を確かめました。

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  既設の鉄筋コンクリートの梁に鉄筋をアンカーしました。

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  鉄筋の径、ピッチや定着の施工をチェックしました。

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  新設する耐震壁は頑丈に鉄筋で補強します。

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  壁に打設するコンクリートの受入検査に立ち会い、強度、スランプ、空気量、塩分濃度を確認しました。

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  コンクリートを打ち込み型枠を外しました。

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  最後に既設と新設のコンクリートの隙間にグラウトを注入し完了です。

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