家づくり計画が進み、間取りが固まってくると、キッチンやユニットバスなどの住宅設備をショールームで選ぶ段階になります。
先日、愛知県で新築住宅を計画中のお客様から、洗面化粧台についてこんなご相談をいただきました。
「A社は、三面鏡を選ぶと、好みのシンク下収納と組み合わせできない。
B社は、収納を優先すると三面鏡が選べなくて…」
各メーカーさまざまなタイプを展開し、それぞれの良さがあります。
しかし、時として、既製品ならではの制約が避けられない場合があります。
そんなときには、“オリジナルデザインの造作洗面台”という選択肢もおすすめです。
ケース1:見せる収納ですっきり整う洗面台
「お客様も使う洗面スペースなので、
どこに何があるのか一目見てわかるようにしたい」
というご希望から、 「見せる収納」を採用し、フル造作の洗面台をデザインしました。
化粧品や髭剃りなどご家族が使われる日用品は、見えないように三面鏡の中に収納。
歯ブラシやコップはシンク横のニッチへ。
それぞれ置く場所を決めることで、カウンターの上を常にすっきり保てます。
ケース2:座って使える、機能的なセミオーダー洗面台
「収納は扉付き、
椅子に座って化粧できるように足元をオープンにしたい」
というご要望には、ボウル一体型のカウンターを希望サイズでセミオーダーしました。
ボウル下は座れるように一部をオープンにして、残りのスペースに引き出しを造作。
鏡横の収納にはコンセントを内蔵しており、電動歯ブラシやシェーバーの充電も可能です。
日々の使い勝手を考えた、機能的で美しい洗面スペースになりました。
洗面化粧台は、家族の生活スタイルが表れる場所のひとつです。
毎日使うものだからこそ、「ちょうどいい」を形にできる造作洗面台を検討してみてはいかがでしょうか。