2階建て住宅の場合、
・物干しスペース
・縁側代わりのフリースペース
として、バルコニーを設けることがよくあります。
でも、
「せっかくの作ったのに、使えるのは晴れた日だけ…」
そんな風に考えて、バルコニーを作るかどうか迷っていませんか?
そこでおすすめしたいのが、天候に左右されずに使える「インナーバルコニー」です。
「インナーバルコニー」とは?
建物の外に張り出すのではなく、外壁より内側に引っ込んでいる“屋根付きのバルコニー”のこと。
屋根や軒に守られた半屋外空間でありながら、屋内の延長として使えるのが特徴です。
インナーバルコニー最大の魅力は、やはり“天候に左右されない使い勝手の良さ”でしょう。
突然のゲリラ豪雨が多い季節でも、安心して洗濯物を干すことができます。
少し広めに作れば、朝食やティータイムを楽しめるアウトドアリビングとしても活躍します。
また、部屋の前にスペースができるので、前面の通りからの視線を遮り、プライバシーが守られるのも利点です。
敷地の関係でお庭を作れない場合や、ちょっとした“プラスα”の空間を設けたい場合にもインナーバルコニーは最適です。
デメリットとその対策は?
一方で、注意点もあります。
部屋の前にスペースができるということは、逆に日当たりは悪くなります。
南向きなのに、バルコニーに面した部屋が暗い、なんてことも。
また、バルコニーの風の通りも大切です。
せっかくつくったのに風が抜けなくて「洗濯物が乾かない!」ということがないように。
こうしたデメリットには対策が必要です。
例えば、暗さを解消するには、バルコニー上部の屋根に天窓などの開口部を設ける方法が有効です。
また、風通しを確保するために、両側に開口部を設ける工夫も大切です。
「雨でも快適に使えるバルコニーが欲しい」
「庭は難しいけど、サブリビングスペースが欲しい」
そんな方にとって、インナーバルコニーは暮らしを快適で豊かにする選択肢のひとつと言えます。
気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。