寺院新築、耐震補強、和風住宅・古民家再生の設計・工事実況中継、役立つ情報発信中

コラムColumn

2023.1.6

古民家ならではの魅力、古材や古建具を活かしたインテリア

歴史を重ねてきた古民家には、魅力があふれています。
黒光りした太い柱や差鴨居、天井板、、、
手の込んだ味わいのある建具、、、

現代では表現の難しい昔の職人の手仕事、デザイン、素材などを
インテリアに活かした古民家再生をご紹介します。

踏板や床梁をそのまま利用し、魅せるインテリアに。
「印象的な雰囲気でお客様をお迎えしたい！」という、
お客様のご要望にお応えして、色壁は土壁漆喰屋おおた(愛知県一宮市)に依頼し、
「沖縄赤土」と「黒聚楽土」の土壁塗りに。
ロートアイアン手摺もオーダーメードで製作。

続きの和室、縁側を改築して、33帖のリビング・ダイニングに。
立派な差鴨居が主役の和モダン空間に。
建具も再利用。

農機具小屋に床を張り、11帖の居間を造りました。
古材に合わせて、インテリアの色合いを合わせています。
新旧材が違和感なく調和する空間に。

15畳の和室は、天井から光を取り入れました。
右手にみえる障子は、古建具を再利用しています。
左手の新設障子は、旧障子に合わせてデザイン。

思い入れのある、旧家の面影を残した古民家再生。
菅野企画設計では、ご要望に合わせた柔軟なアイディアで設計を行います。