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コラムColumn

2019.6.11

全国でも希少!日本の木を使って大工が建てる「和の家」(長岡)

菅野企画設計は、過去5年に渡り、国の「地域型住宅グリーン化事業」に取り組んでいます。

事業の趣旨は・・・
(1)地域の中小住宅生産者等が供給する住宅に関する消費者の信頼性の向上
(2)関連産業の多い、地域の木造住宅市場の進行による地域経済の活性化
(3)地域の住文化の継承まちなみの整備
(4)地域の林業関連業者と住宅関連業者の連携による、木材利用の増加森林・林業の再生
(5)住宅の省エネルギー化に向けた技術力の向上
(6)三世代同居など、複数世帯の同居がしやすい環境づくり

以上に賛同する、木造に長けた工務店や木材・建材流通業者とグループをつくり・・・
菅野企画設計が幹事を務めているグループの名は「なつかしい未来を造る会」
住宅の名称は「和の家」です。

 

【「和の家」の特徴】

グループのメンバーは、伝統的和風住宅が得意なので・・・
壁に漆喰を塗ったり、和紙を貼ったり、欄間に組子細工を施すなど、
和の素材や、細工、デザインを積極的に取り入れた家づくりを進めています。




△緑色の部分は珪藻土塗り、腰には美濃紙を使っています。
壁中央、斜めに嵌め込まれた装飾は、旧宅の組子欄間です。





△中庭を望む窓に、障子と組子欄間を建て込みました。

菅野企画設計が本社を構える一宮市は、愛知県と岐阜県境に位置しています。
大工や左官、指物職人が多く、桧の産地である岐阜県東濃、瓦の一大産地である愛知県三河も身近か。

国産材をふんだんに使い、職人の手による木造住宅を建てるには最適な土地柄です。


【伝統の技と最新技術の融合を共有】

伝統の技術を継承していくのも、グループの大切な役割です。
歴史を重ねた日本建築の耐震診断や耐震改修工事を手掛け、伝統の技と最新の技術を融合する取り組みを進めています。
また、その技術をグループ内で共有するだけでなく、一般の方にも工事の様子をお見せする機会も設けています



△見学会の様子
 

【地域材利用について】



地域産の木材活用に関するルールも定めています。

 1棟当たりの地域材使用割合は50%以上
 土台・柱・梁、桁等の横架材は地域産の木材
 住宅の柱、土台は4寸角(12cm角)以上の桧

上記のルールは、ほんの一部にすぎません。
設計者、施工者、材料供給者がタイアップすることで情報を共有するとともに、お互いの技術の向上を図っています。


以上の取り組みが国から評価され・・・
「なつかしい未来を造る会」の「和の家」は、国から一棟当たり100万円の補助金をうけることができます。

「なつかしい未来を造る会」のような、伝統技術に長けたグループは全国でも希少です。
今後も、この技術を活かし「和の家」を一棟一棟、丁寧に建てていきます。

 

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