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2023.8.29

住宅の新築工事をお考えの方へ!建設コストを抑える3つのコツ(福田)

物価の高騰が著しい昨今、建設業界も例外ではありません!
鉄筋やコンクリートなどの材料の値段は毎月じわりじわりと変動したり、システムキッチンなどの住宅設備に至っては、数か月おきに価格改定を行うメーカーがあったり…。
(ちなみに、木材はだいぶ落ち着いてきた印象ですが、ウッドショック以前の金額に戻ることないと思われます)

「住宅を新築したいけど、物価高騰で計画を控えている」という方も少なくないと思います。

そこで、コストを抑える3つのコツをご紹介します!

 

1、「シンプル」イズ ベスト?

なるべく、シンプルな四角い形状の建物とするのが、コスト削減の近道です。

凹凸の多い建物は、四角い建物に比べると、基礎や外壁、屋根等の形状が複雑になります。
材料が多くなるだけでなく、施工手間もかかるので、必然的にコストが上がります。

一方で、希望の部屋の大きさや間取りを考えると、凹凸の無い四角に建物は、使い勝手が悪く無駄が多くなることも。

そんなときは、細かく区切っている間取りを見直して、思い切って一つの空間にしてみてはいかがでしょうか。

廊下を無くしてLDKに組み込んだり、ウォークインクローゼットの扉を無くして、部屋の一部にしてみたり。
間仕切り壁や扉が無くなれば、さらにコストカットで一石二鳥です。



2、「総2階建て」のメリット・デメリット

2階建ての場合は、「総2階建て」にすると、コストを抑えられます。
「総2階建て」とは、1階と2階の床面積を同じにした建物です。


「一部平家建て」の建物と比較すると、「総2階建て」は、基礎や屋根の面積だけでなく、外壁の面積も抑えることができます。また、施工手間も抑えられます。

費用を優先すれば、「総2階建て」は理想的な方法です。
ただ、見た目に凹凸が無くあっさりするため、単調なデザインに陥りやすいというデメリットもあります。
そんなときは、デザイン次第でこんな感じにも。



↑ 玄関部分のみ平屋にして、単調な印象を変えました


3、最終手段は、床面積のカット!

最大のコストカットは、床面積のカットです。

単純に材料費が減るだけではありません。
実は、"大工手間" や ″清掃費″ のような見えない工事費は、床面積の数量に単価を掛けて算出しています。

 「大工手間」= 床面積 × 単価

建設会社からあがる見積書には、そういった項目が数多く含まれています。
そのため、床面積を減らせば、大幅なコストカットも可能です。

ただし!
床面積を減らすのは、設計の早い段階で行うことをおススメします。

詳細な設計が進んだ後では、全ての図面の見直しが必要になります。
時間がかかるだけでなく、追加の設計料が発生する場合もあります。

「念のため、お客様が来たとき用に」と、独立した客間を作っていませんか??
どうしても必要な場合は、リビングの一角を畳スペースにして扉で仕切れるようにしておけば、日常的にはリビングと一体で利用できます。

普段のライフスタイルで使わない部屋がないか、無駄な廊下はないか、今一度、間取りの見直しをしてみましょう。


 

マイホーム計画は、どう暮らしたいのか、欲しいモノ、したいコトの優先順位をつけることが大事です。
すべての希望を叶えられるのがベストですが、敷地条件や予算を考えると、難しいことも出てくるでしょう。

コストを抑えつつ、こだわりの新築計画が実現できるよう、ぜひ参考にしてみてください。

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