完成ギャラリー

木造伽藍木造伽藍

浄土真宗本願寺派 光福寺 本堂新築

旧本堂の耐震診断を依頼されたのは2017年5月でした。

現況調査と伝統構造に適した限界耐力計算法による耐震診断の結果は・・・
「耐震力が低い上に、構造材の傷みが進み過ぎている。高額な補強工事費をかけても、その後、長くは使えない」

やむなく、住職と役員の皆様は本堂新築に舵を切ったものの、新型コロナウィルスの感染拡大、ウッドショックと大きな波が次々と襲い掛かりました。

しかし、住職と門信徒の皆様の本堂新築に対する想いは強く・・・
お声をかけていただいてから7年後に、本堂新築の大事業は見事に円成。

晴れやかな落慶式を迎ることができました。
  • ■山口県岩国市
  • ■施工/本堂:株式会社 アイチケン 納骨堂:株式会社 大島組
  • ■鉄筋コンクリート造1階建て+木造平屋建て
  • ■床面積/約492㎡
  • ■2024年1月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 「2mの水害の危険あり」市のハザードマップの警告を受け、高さ3mの基壇の上に木造本堂を建てました。本堂へは正面の階段、隣接建物のエレベーターで昇れます。
  • まるで飛んでいるような!夜景にも配慮した照明計画です。
  • 屋根は寄棟造りの本瓦風桟瓦葺きです。掛け造りのデザインで、木造本堂が軽やかに見えます。
  • 旧本堂は入母屋造りの重厚な外観でした。傷みが少なかった隅鬼瓦は新本堂に再利用しました。
  • 本堂は間口7間×奥行7.5間。畳のサイズが1.9m×0.95mなので、関東間なら7.5間×8間の広さに相当します。金襖、巻き障子は旧本堂の再利用です。外陣は49畳で天井の高さは3.8m。
  • 虹梁、組物、琵琶板そして天井の鏡板に描かれた龍の墨絵も旧本堂の再利用です。
  • 内陣は間口3間で、床には幅21cmm×厚27mmの桧の無垢板を張りました。天井は折り上げ小組格天井で4mの高さ。
  • 石庭を横に見ながら納骨堂の入り口に至ります。納骨堂には窓を設けず、非常時には止水扉でロック。洪水対策は万全です。
  • 納骨堂のアプローチに石庭を設けました。
  • 洪水対策で設けた鉄筋コンクリート造の基壇は、納骨堂として活用します。正面の六字名号は一枚板から彫り出しました。蓮の彫刻とともに彫刻家 菅野泰史さんの作品です。
  • 本堂に隣接して、エレベーター棟を造りました。本堂フロアーから下りると客殿・納骨堂へ、上がると講師控え室へ。エレベーターで全ての階へ行くことができます。エレベーターは棺が運べる大きさです。
  • Φ600mm×3.5mの杭174本で地盤改良した上に鉄筋コンクリート造の基壇を造りました。
  • 基壇は境内から3mの高さ。耐久性の高い特殊なコンクリートで造りました。
  • 住職と門信徒の皆様に愛知県の工場まで足を運んでいただき、木材を確認してもらいました。
  • 快晴の下、上棟式が古式通りに厳修されました。餅まきが行われ、明るい歓声が境内に響き渡りました。

大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。

小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。

一覧に戻る