完成ギャラリー

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曹洞宗 東光寺 本堂・山門新築

東光寺客殿・庫裡「思親殿」は2017年6月に弊社の設計で完成しました。

2020年3月、今度は本堂・山門新築のマスタープランを依頼され、12月には実施設計開始!
新型コロナウィルスの感染拡大で、事業の先行きが危ぶまれましたが・・・
住職はじめ建設委員の意志は固く、2022年の夏には工事が始まりました。

本堂の敷地は既設伽藍と墓地に囲まれ、面積が限られていました。
その中に住職の求める広さを確保するため・・・
三方向に裳階を回し、大屋根の軒下も本堂として活用するアイデアを考えました。
  • ■静岡市
  • ■施工/株式会社飛鳥工務店
  • ■木造平屋建て
  • ■床面積/290㎡
  • ■2023年3月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 二層屋根の上層は入母屋造り。下屋根部分も本堂の一部として使うので、上層屋根の軒下も有効利用できます。
  • 旧本堂は寄棟屋根でした。付属する書院を入れても参拝スペースは49畳の広さでした。
  • 新本堂の参拝スペースは66畳に。飛躍的に広くなりました。
  • 山門も新築しました。晋山式では、新命和尚が新しい山門を通り入山。引き続いて、落慶式が厳修されました。
  • 間口は、旧山門と同じ2.1m。親柱は27cm×21cm、冠木は30cm×21cmの桧です。
  • 頑丈な男木3本で丸桁を持ち出しました。
  • 旧山門は簡素な造りでした。
  • 既設の位牌堂を耐震改修して合法建築に。その上で本堂と接続しました。
  • 客殿棟から本堂に入ると、開放的な空間が目の前に広がります。
  • 大間は15畳、4本の直径36cmのケヤキの丸柱で囲まれています。
  • 廊下も本堂の一部として使えます。開放的な間取りでも、高い耐震強度を確保する設計です。
  • 内陣は15畳の広さ。折り上げ小組格天井で4.5mの天井高を確保しました。
  • 住職、建設委員の皆様に、使用木材の確認をしてもらいました。事務所検査は、事前に済ませました。
  • 地盤強度が高いので改良工事は行わず、高耐久高強度コンクリートで、頑丈なべた基礎を造りました。
  • 上棟式では法要の後、飛鳥工務店の大工による工匠式が古式にのっとり執り行われました。

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