完成ギャラリー

鉄骨・RC造伽藍鉄骨・RC造伽藍

真宗大谷派 明勝寺 客殿・庫裡新築

初めてお寺に伺ったのは、完成から6年前の2014年の夏でした。
周辺の土地区画整理事業のため、境内地の形状変更が生じ・・・
それに伴い山門・塀・会館の建て替えが必要になったとのこと。

既に発足していた建設委員会より、境内全体のマスタープランを依頼されました。
その後、第一期工事の山門・塀新築工事を経て第二期工事の客殿・庫裡新築工事も完成し、大事業がここに円成しました。
のどかだった周辺の景観も、6年のうちに整然とした住宅街に一変しました。

長い歳月を感じるとともに、最初から最後まで絶大な信頼を寄せていただいた住職と建設委員の皆様に、心より感謝いたします。
  • ■愛知県豊田市
  • ■施工/株式会社中島工務店
  • ■鉄骨造2階建て
  • ■床面積/約500㎡(151坪)
  • ■2020年10月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 住職と建設委員の皆様がこだわった唐破風屋根の玄関。桧の無垢材で完成しました。
  • 夜景は和風旅館のようです。おしゃれさもこれからのお寺には大切です。
  • 唐破風は、設計に基づいた原寸図を加納棟梁に描いてもらい、微妙な調整を加え、屋根の曲線を決めました。
  • 玄関ホールに隣接して22帖のお斎場を設けました。36人が座れます。
  • 玄関ホールは19帖の広さ。お斎場、応接室、茶室、便所が機能的につながっています。
  • 天井は格天井、正面に飾り棚、和風のしつらえです。
  • 玄関ホールに隣接した4.5畳の茶室。床柱は錆丸太です。
  • 玄関ホールに隣接した10帖の応接室。
  • 配膳室は18帖の広さ。お斎はお寺で用意するため、業務用の調理器具を揃えました。餅つきを行う6.5帖の土間も隣接しています。
  • 内玄関脇に8帖の寺務室を設けました。6帖の衣装室が隣接しています。
  • 2階には床の間付きの10畳、二部屋続きの和室を設けました。法中控室としても使います。
  • 地表から2m下の強度の高い地盤まで掘削し、70cm厚のラップルコンクリートを打設。その上に頑強な基礎と地中梁を造りました。
  • 鉄骨工場で、鉄骨の製品検査及び、溶接個所の超音波探傷試験に立ち会いました。
  • 耐震力の高い躯体を重量鉄骨で組み上げました。
  • 上棟式が厳修されました。法要の後、工匠式も行われました。餅撒きでは、境内に歓声が響きました。

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