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2018.1.9

豊田市の真宗大谷派 明勝寺で『山門・鐘楼完成奉告法要』(前嶋)

2018.1.9

Category: 山門・鐘楼新築

愛知県豊田市の真宗大谷派 明勝寺様より、伽藍整備のご相談を受けたのは2014年の7月でした。

区画整理により境内地が減歩されるため、山門、鐘楼、会館を建て替える必要に迫られたとのこと。

ただ、境内に接する南側の道路と北側では完成時期が異なるため、工事も二期に渡ります。




第一期工事が完了し・・・
12月10日、『山門・鐘楼新築工事』の完成奉告法要が執り行われました。

晴天の下、梵鐘初打ち式から式典は始まりました。

住職、建設委員の皆様に続き、施工を担当した㈱中島工務店の社長、弊社所長の菅野が鐘の打ち初めを行いました。

鐘楼は、直径30cmの桧の丸柱を使った重厚な造りです。軒は、化粧垂木を密に入れた繁垂木(しげだるき)。また、軒反りを抑えめにして、優しい曲線に仕上げました。




奉告法要は報恩講とともに、本堂で行われました。

法要の後、参集した門徒に向かって、住職と建設委員長が謝辞を述べられました。

「皆様の心がひとつになったおかげで、素晴らしい山門と鐘楼が完成しました。大変満足致しております。ありがとうございました」。

引き続き、弊社の菅野と中島工務店社長が謝辞を述べ、式典は終了しました。




山門は薬医門です。風格を備えた、鉄筋コンクリート造の袖塀も同時に完成しました。

山門の屋根は本瓦葺きで、大棟に青海波(せいかいは)をあしらいました。総桧造りで、親柱は21cm×36cmと、山門同様、重厚な造りです。

「立派にできたねえ」
多くの方からお褒めのお言葉をいただきました。

山門の前で、住職、副住職、建設委員の幹部そして中島工務店の面々と一緒に記念写真。皆、誇らしげな顔をしております。

  
引き続き、鉄骨2階建ての会館新築及び外構工事が行われますが・・・

山門・鐘楼新築工事の様子をご覧になった建設委員の皆様から
「仕事が丁寧で誠実だ、良質な木材を使う、大工の腕もいい・・・二期工事も引き続き中島工務店にお願いしようじゃないか」そんな意見が持ち上がり、議論の末、全ての工事を中島工務店に一任することが決まりました。
                                 

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