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2018.2.22

お寺の客殿・庫裡新築。快適な暮らしには設備設計が不可欠(大江)

2018.2.22

Category: 客殿・庫裡新築

お寺の客殿・庫裡を設計しています。
木造2階建てで床面積は約560㎡です。

間取りや外観が決定したので、次は実施設計に進みます。


実施設計とは、建築会社が正確に工事費を見積もり、施工ができるように、建物の詳細を設計図に描く作業です。

弊社では、実施設計の中で、電気設備や給排水衛生設備、空調換気設備の設計図も描きます。

設備設計図を描かない工務店や設計事務所もあるようですが・・・
電気や給排水衛生、空調換気設備は、毎日の生活に欠かせないし、建物の利便性を左右する、とても重要なものです。

そのため、菅野企画設計では設備設計も決しておろそかにしません。



電気設備の設計図を描く前に・・・
お客様と打ち合わせをするため、コンセントやLAN、電話、テレビジャックの位置を描き込んだ平面図を用意します。

「それぞれのコンセントで、どんな電化製品を使うのか?確認しなきゃね。
ホットプレートやドライヤーを使うコンセントは専用回線にしないと、ブレーカーが落ちちゃうから」とサブリーダーの福田。

また、コンセントやジャックの位置決めには、家具の配置も考慮する必要があります。


△LDKのインテリアパース

照明器具の打ち合わせは、平面図にスイッチ、器具の配置を描き込むだけでなく、照明器具のデザインをプロットしたプレゼンボードを作ります。

また、それだけでは、お客様が部屋のインテリアをイメージすることができないため、PCでパース(透視図)を描いてお見せします。

もちろん、照度計算も行い、各部屋に適した明るさを確保します。


同じように、給排水衛生設備、空調換気設備も丁寧に綿密にお客様と打ち合わせを重ね、設計図を描いていきます。

その打ち合わせのひとつひとつが完成後の快適に直結します。

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