完成ギャラリー

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臨済宗 国分寺 鐘楼新築工事

ご相談を受けたのは2016年1月でした。
お寺へ伺うと、旧鐘楼は老朽化し、柱は鉄骨の法杖や筋交いで補強されていました。

檀家の皆様の積み立てを資金に、相談を重ねて、新しい鐘楼が誕生しました。
「禅宗らしく、装飾の少ないデザインにしてください」が住職のご要望でした。

鐘楼新築に伴いお庭も整備され、境内はより魅力的な景観に生まれ変わりました。
  • ■愛知県稲沢市
  • ■施工/株式会社中村社寺
  • ■木造
  • ■2018年7月竣工
  • 柱間は2.5m×2.3m。屋根は切妻でイブシの桟瓦葺きです。
  • 控え柱で補強することで、貫の下をくぐらなくても鐘が突けます。
  • 柱は直径24cmの桧丸柱。控え柱は直径18cmの桧丸柱です。
  • 化粧垂木は一重。破風が太めのデザインです。
  • 虹梁の唐草、懸魚はオリジナルデザインです。
  • 照明で浮かび上がる鐘楼。境内がより魅力的になりました。
  • 旧鐘楼は老朽化し、鉄骨の法杖、筋交いで補強されていました。庭木も雑然としていました。
  • 基壇下には、長さ1.4mの砕石パイル14本を施工し、地盤を改良しました。
  • 設計図に基づき、屋根と軒の反り及び破風板の原寸図を旗持棟梁に描いてもらい、微調整しました。
  • 住職と総代に愛知県一宮市の中村社寺(株)の倉庫まで足を運んでいただき、使用する木材を確認してもらいました。
  • 基壇の躯体は、鉄筋コンクリートで造りました。
  • 鉄筋コンクリート造の壁の上に、割れ肌仕上げの御影石を乾式で張りました。
  • 境内で柱と梁を組み上げてから、基壇の上に吊り上げました。
  • 木鼻、台輪、舛組、桁、化粧垂木と寸分の狂いもなく組み上げました。
  • 檀家の皆様がお祝いに参集し、落慶法要が厳修されました。その後、打ち初めが行われました。

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