高野山真言宗 遍照寺 本堂耐震改修
本堂は、関東大震災で倒れた前本堂(1790年建立)の古材を再利用して建てられ、その後、増築・改修・修繕を重ねながら大切に使われてきました。
耐震補強の設計は、壁を新設できる場所が限られ苦心しました。
法要を行うために開放性が求められた上に、内陣の壁一面には金箔が貼られていたのです。
そこで、格子壁を床下や内陣の外壁の屋外側に設置することにしました。
その結果、慣れ親しんだ外観をほとんど変えることなく耐震補強することができました。
耐震補強の設計は、壁を新設できる場所が限られ苦心しました。
法要を行うために開放性が求められた上に、内陣の壁一面には金箔が貼られていたのです。
そこで、格子壁を床下や内陣の外壁の屋外側に設置することにしました。
その結果、慣れ親しんだ外観をほとんど変えることなく耐震補強することができました。
- ■横浜市
- ■施工/松浦建設株式会社
- ■木造平屋建て
- ■床面積/158㎡(48坪)
- ■2021年竣工