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2025.11.11

東京都世田谷区の法華宗 永隆寺で山門新築工事が始まりました(川島)

2025.11.11

Category: 山門・鐘楼新築

世田谷区の法華宗 永隆寺で山門新築工事の地鎮式が執り行われました。

工事は、石川県能美市の松浦建設㈱にお願いします。




山門建て直しのご相談をいただいたのは、2024年12月でした。

「地元の建設会社に相談していたんですが・・・見積してもらうたびに値上がりして、1年間で当初の2倍近い金額になってしまったんです」と住職。

「それなら、地方の建設会社に工事を依頼してはいかがでしょうか?本堂新築を手掛けているような建設会社なら木材を倉庫でストックしていますので、価格も安定しています。

薬医門なら、仮組みまで加工場でできます。現場での作業期間を短縮できるので、コストも抑えられますよ」

早速マスタープランを契約していただき、柱の大きさ、間口、屋根の大きさ、袖塀の長さ、構造など概略図面を作成し、建設会社に概算見積りを依頼しました。

そして3週間後…
お寺の予算内の概算工事費が提示されたので、今度は設計監理契約を締結していただき、実施設計を開始しました。





瓦の仕様や木材の材種、土間や屋根の仕上げなど、
コストコントロールに注意しながら、住職と打合せを重ねました。

設計図が完成してから建設会社に見積りを依頼し・・・
お声をかけて頂いてから半年後の2025年6月、工事契約を結ぶことができました。




そして、9月には住職ご夫婦も石川県まで足を運ばれ、木材を確認されました。
「とてもきれいな桧材を揃えていただいて感激しています。山門でもこんなにたくさんの木材を使んですね」

年内に基礎を作り、年明けから建て方工事を開始。3ヶ月後には完成の予定です。

「完成が本当に楽しみです」と地鎮式に参列された総代様。
松浦建設の皆さんや職人さん達と心を込めて、一所懸命に取り組んでまいります!

 

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