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2018.12.18

消費税アップで工事延期!?こういう時こそマスタープランや耐震診断を(菅野)

2018.12.18

Category: トピックス

来年の10月から消費税が8%から10%に上がります。
食料品の消費税は8%に据え置かれるものもあるようですが・・・建築に関しては例外なく10%に値上げされます。

住宅なら、エコポイントの復活や住宅ローンの額によって税金の一部が免除されるようですが・・寺院建築に関しては何の免除もありません。

消費税が8%のうちに・・・が可能なのは、来年の9月までに工事が完了するか、3月末までに工事契約を締結するしかありません。

4月以降に工事契約を締結して9月末までに完成できるのは小規模な建物に限られるので、伽藍整備を急ぐお寺の多くは、来年の3月末までに工事契約をということになります。


3月末までに工事契約を締結するためには・・・
1月末までに設計をアップして、建設会社に見積りを依頼する必要があります。



見積りには約1か月を要しますし、提出された見積書の内容をチェックしたり、お客様の予算内に納める作業時間も考慮しなくてはいけません。

さらに、寺院伽藍の工事に長けた建設会社は限られているので、できるだけ早く予告をして、見積りの準備をしてもらう必要があります。

弊社では、消費税アップの混乱に備え・・・
見積りを依頼する3か月~6か月前には建設会社に声をかけ、お客様の予定通りに事が運ぶように、準備をしてきました。

また、工事費が予算内に収まるように、可能な限りの配慮もしてきました。


しかし・・・これから設計依頼を受けても、3月末の設計アップにはとても間に合いません。

また、こういう時に伽藍整備の計画を打ち出しても、檀家の賛同を得るのは容易ではありません。



△本堂の耐震診断をするために現況を詳しく調査します。

それなら考え方を変えて・・・
混乱が納まるまでの時間を伽藍整備の準備に充てるのも一計です。

例えば、本堂の耐震診断。
今すぐに補強工事に着手できなくても、現況をしっかり調査して、本堂の今の姿を知ることはとても大切です。

弊社の耐震診断報告書には、構造の不具合や耐震補強の指針も書き添え、工事費の概算もお伝えします。

本堂耐震診断料55万円、(調査が一泊になる場合は85万円)は、決して安くはありませんが、無駄にはなりません。

 



マスタープランも一案です。

マスタープランの作成は、住職の構想を役員や檀家の皆様へ伝えるために欠かせない作業です。

住職が伽藍整備を発願しても、広さ、間取り、外観、構造、予算全てが曖昧では、説明のしようがありません。

相談を受けた役員の皆様もとまどうばかりで、結局話は腰砕けになってしまいます。

弊社では、工事予算が1億円未満は100万円、1億円から2億円未満は150万円、2億円から3億円未満は200万円でマスタープランを作成します。


マスタープランは住職、時には役員の皆様にも参加していただいて打ち合わせを重ね・・・

〇間取りのわかる平面図  〇屋根の形が分かる屋根伏図
〇外観がわかるパース(透視図) 〇室内の様子がわかるパース
〇屋根や外壁、室内の仕上げがわかる仕上げ表 〇工事費の概算見積り  〇外観模型を作り上げます。

ご依頼があれば、スクリーンに画像を映しながら、檀家の皆様にわかりやすく説明します。

 

消費税が5%から8%にアップした時には、設計図がないのに口約束の金額で工事契約を締結したお寺もあったようですが・・・とても危険な行為です。

少しの間、腰を落ち着けて準備を進め、混乱が収まったころに、いよいよ伽藍整備を始動。役員、檀家の同意を得たところで実施設計(工事に必要な詳細図を作成)を開始する。いかがですか?

菅野企画設計はどんなときでも、お客様の利益を第一に考え、アドバイスをいたします。
どうぞ気軽にお声かけください。

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