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2019.3.19

磐田市の木をふんだんに使う「認定こども園」建設会社決定!(伊藤絵)

2019.3.19

Category: 認定こども園


昨年の8月、静岡県磐田市に建つ「幼保連携型認定こども園、広瀬こども園新築」のプロポーザルコンペが行われました。4社の設計事務所が競い合った結果、弊社の木造園舎案が選ばれました。

そして・・・
かなりタイトな設計スケジュールではありましたが、ついに!
2月の入札を経て、掛川市に本社を構えるコスモ建設(株)に、工事を一任することが決まりました。



△外観イメージ図

用 途:幼保連携型認定こども園
床面積:約1,270㎡
構 造:木造2階建て、準耐火建築物


床面積が1200㎡を超えるような木造準耐火建築物の設計は、国内でも数が少なく、弊社としても経験したことがありません。

そのため・・・
建築基準法の解釈や、木造で準耐火建築物を造る特殊な納まりなどなど、問題点が次々と浮上。
そのひとつひとつを解決しながら、設計図を完成させました。


「こどもたちに木のぬくもりを感じてもらいたい」
園長も私たちと同じ思いだったので、建築基準法の許す限り、国産の木材をふんだんに使う設計です。



△遊戯室イメージ図

遊戯室は「くじらのおなかの中」をイメージしたデザイン。
湾曲した構造材を活かし、天井の高さが最高6mのダイナミックな空間になります。




園舎の1階には、園庭に面した回廊を造り、外壁は地元の天龍杉の板張りで仕上げます。

園庭は、既製品の遊具を置くのではなく、築山や木製の橋を造り・・・
こどもたちが、土や木に触れながら伸び伸びと遊べる場にデザインしました。

また、遊戯室や園庭は、2階の職員室から見渡せるように・・・
管理面、安全面、防犯面にも配慮しています。


3月の卒園式が終わると、いよいよ現園舎の解体工事に着手します。

工期は約1年。
余裕があるとは言えない工事期間ですが・・・
園児たちが毎日通いたくなるような、楽しい園舎の完成を目指して、気を引き締めて監理業務にあたります。


 

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