設計行脚設計行脚

2019.7.9

茨城県で、元レストランを雲中供養菩薩が舞う納骨堂に改修(東松)

2019.7.9

Category: 納骨堂・宝物館新築

茨城県で納骨堂の設計を進めています。

昨年末に設計の依頼を受け、現地を訪ねると・・・スペイン瓦を葺いた洋風の建物!
以前は、レストランだったそうです。

現在は、建物の一部を改装して本堂として使っているので、残りを納骨堂にしたいというご要望です。



打合せを重ね・・・アイデアを内観パースにまとめました。

「いいですねえ。実は、他の設計士さんにも相談したんですが、魅力を感じる提案がなくて、困っていたんです」

現況の内装をできるだけ活かしながら、間仕切りを設け、納骨室を造ります。既設の柱や梁を着色、壁面に仏画を描きます。

納骨室境の壁には仏壇と来迎柱を新設。涅槃像をお祀りして、その両脇に入り口を設けます。

 



仏画は、名古屋市の臨済宗 龍珠寺納骨堂で一緒に仕事をした京都唯心庵に相談しました。龍珠寺では、観音菩薩の彩色と納骨壇を納めてもらいました。

涅槃像の上の仏画について、打合せを重ねました。

当初は、天女が舞うデザインでしたが・・・
「少し寂しいねえ。平等院に倣って、雲中供養菩薩を描いたらどうだろう」

雲中供養菩薩は全部で52体。
その中から8体を選び、彩色した和紙を壁に貼ることになりました。

 

設計はほぼ終わり、仏画の制作準備に入りました。

建築工事は約2か月で終了し、その後、仏具の施工に進み、9月末には完成する予定です。

記事一覧