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2021.5.18

名古屋市の日蓮宗 大光寺で全伽藍新築、第1期工事の地盤改良工事が完了!(大江)

2021.5.18

Category: 客殿・庫裡新築

名古屋市の日蓮宗 大光寺で全伽藍建て替え工事が進んでいます。
工事は2期に分けて行います。

第1期は客殿・庫裡の新築工事。続いて第2期は本堂及び付属建物の新築工事です。

現在は、第1期の地盤改良工事の真っ最中。
今回は【砕石パイル】工法を採用しています。

地盤にオーガーで柱状の穴に掘り、天然の砕石を打ち込み押し固める工法です。

天然の石を使うため、劣化しにくく環境にも優しいというメリットがあり・・・
日本建築では伝統的に行われてきた地盤補強です。



△掘削中


前日、杭芯の位置を現場にて確認し・・・作業開始。

「いつもより音が静かですね」とチームリーダーの前嶋。
「最新の機械を使っています!」
掘削と砕石の打ち込みを同時に行い、騒音も抑えることができるそうです。

技術は日々進化していますが・・・
工事監理は通常通り、現場に足を運び目視で行います。

・杭の径、長さ
・砕石の大きさ
・打ち込み圧
・SS試験(地盤の強度調査)との整合などをチェックしました。



△杭径の確認


△事前に行ったSS試験との整合確認


△打ち込みが完了した【砕石パイル】

すべての杭の打ち込みが終わった後、【平板載荷試験】を行い・・・
地耐力のチェックをして地盤改良工事が完了します!


 

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