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2016.12.16

静岡市の臨済宗 東向寺本堂耐震改修。基礎と屋根を工事中(東松)

2016.12.16

Category: 耐震補強

静岡市清水区 東向寺様の本堂耐震改修工事が進んでいます。

東向寺様の納骨堂(
http://www.sugano-k.com/gallery/detail/50)は、2010年に弊社の設計監理で完成しています。

この度は、木造本堂の耐震改修工事の設計・監理をご依頼いただきました。
本堂の耐震補強だけでなく、葬儀がスムーズにできるようにしたいというご希望です。

本堂の現況調査、耐震診断の結果を踏まえ、住職と建設委員会で約半年、打合せを重ねました。
そして、複数の建設会社から見積もりを提出してもらった結果、岐阜県中津川市に本社を構える(株)中島工務店に、工事を一任することが決まりました。

10月下旬から本格的に工事が始まり、現在、基礎工事と屋根の改修工事が同時進行しています。




本堂は築40年で、土壁構造ではありませんでした。

そこで、筋かいによる耐震補強を採用することにしました。

筋かいによる耐震補強には、鉄筋コンクリート造の基礎が必要です。土台と基礎をアンカーボルトで緊結し、その土台と柱、筋かいを金物で固定するからです。

工事監理は東松が担当しています。今週は基礎の鉄筋検査を行い、今週はコンクリートの打設に伴う受け入れ検査を現場で行いました。


コンクリートを流し込めるスペースが狭く、量も少なかったので、人力の作業になりました。
生コン車から一輪車で数百往復!「お疲れ様でした」




改修前の本堂は瓦葺きでしたが、屋根の軽量化を図るため、銅板葺きに変更します。

現在は、瓦屋根下地の上に、銅板屋根用の下地を造り直しています。

軒先が下がっているところがあったので、大工が修正しながら・・・軒付の下地板を取付ています。なかなか難しい仕事です。

銅板がきれいに葺き上がるように、細心の注意をしながら作業を進めています。


軒付下地板を固定した後は、野地板を作るため、母屋・垂木を組み上げていきます。
年内には、新しい野地板の上に防水シートを張り終わるので、新しい屋根の姿が現れます。
来年5月に完成する予定です。 
 

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