完成ギャラリー

鉄骨・RC造伽藍鉄骨・RC造伽藍

臨済宗 旭王寺 本堂新築

完成検査を終え「長い間お世話になりました」とご挨拶すると
「えっ!本当にこれで終わってしまうの!?」住職と奥様の顔がそう言っていました。
業務記録をたどると・・・2011年7月から作業開始!振り返れば、その数年前に住職ご夫婦が「菅野さんが設計した名古屋市内のお寺を見て、とても気に入りました」と、来社されています。あれからもう10年以上の歳月が流れたのです。
境内への道路の幅が充分ではない上に曲がり角がいくつもあったため、工事用進入路の確保、境内の造成、駐車場の整備が必要でした。先ずは近隣へ理解を求め、建設委員の皆様が根気に着実に歩を進めらえた結果、全伽藍の建て替えという大事業が見事円成しました。
  • ■岐阜県瑞浪市
  • ■施工/株式会社中島工務店
  • ■鉄骨造平屋建て
  • ■床面積/463㎡
  • ■2018年6月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 本堂は鉄骨造で、屋根は寄棟造りのいぶし瓦葺きです。
  • 屋根に反りはありませんが、隅棟と軒先に反りを入れることで、お寺らしい外観になりました。
  • 太い窓枠と腰板には桧材を使いました。外壁は漆喰塗仕上げました。
  • 軒裏は杉の上小節板を水平に張りました。工事費を抑える工夫のひとつですが「この辺りは虫が多いから、お掃除がし易くて助かります」と奥様。
  • 本堂は間口7間×奥行6間の広さですが、鉄骨造ならではの無柱の開放的な間取りです。
  • 内陣、大間は格天井で高さは4m。上間、下間と外陣は敷目板張りで3.3mの高さを確保しました。
  • 本堂は可動間仕切りで18畳と52畳に仕切ることができ、多目的に使えます。空調設備も完備しています。
  • 高さ2.5mの可動間仕切りは普段、押し入れの中に収納されています。
  • 本堂の北側には26畳大の開山堂・位牌堂が続いています。位牌は最大1000基まで増やすことができます。
  • 玄関脇に4畳の和室を設けました。襖は引き込みなので、多目的に使えます。
  • 玄関から本堂と反対側に進むと、8畳二間続きの書院が配置されています。
  • 本堂の下は長さ4.8mの柱状改良を96本、庫裡の下には長さ2.7mの砕石パイルを99本施工しました。
  • 建設委員の皆様にも鉄骨工場へ同行していただき、製品検査、溶接検査を行いました。
  • 上棟式が厳修されました。法要の後、本堂の前で餅撒きが行われ、境内に歓声が響き渡りました。
  • 快晴の空のもと、多くの随喜寺院と檀家が新本堂に参集し、落慶法要が厳修されました。

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