完成ギャラリー

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浄土真宗本願寺派 本願寺岐阜別院 香光殿(教化センター)新築

親鸞聖人750大遠忌法要記念事業長期振興計画の一環として進められている、香光殿(教化センター)新築工事が完成しました。新香光殿の設計に当たって重視した点は、隣接する本堂との調和、旧香光殿の歴史をつなぐことでした。外観は日本瓦葺きの屋根を3つ分節して棟高さを抑え、本堂を引き立てるべく控えめなデザインにしました。また、玄関に旧香光殿の柱や彫刻を再利用しました。
  • ■岐阜市
  • ■施工/松井建設株式会社
  • ■鉄骨造平屋建て
  • ■床面積/1095平方メートル(約331坪)
  • ■2014年10月竣工
  • 香光殿の入り口は伝統的な入母屋造りの屋根にして、境内の景観に馴染むデザインを心掛けました。車椅子での利用ができるように、スロープを設けました。
  • 玄関には旧香光殿の柱や虹梁を再利用しました。
  • 旧香光殿の彫刻を再利用しました。
  • 玄関ホールに面して事務室を配置しました。見通しのいいデザインを心掛けました。
  • 会議室は55畳の広さがあります。可動間仕切りで二部屋に区切ることができます。窓が南に面していて、木々の緑越しに本堂が望めます。
  • 研修室は、150畳の広さがあります。子供が寝転んで遊べるような仕上げになっています。机を使う椅子席利用でも160人以上が収容可能です。可動間仕切りで二部屋に仕切ることができます。椅子や机が収納できる広さの倉庫が隣接しています。
  • 書院の踏込みは6帖の広さで、格の高い格天井にしました。湯沸かしが隣接しています。
  • 書院は8畳の三間続いています。障子を開けると南側の明るい廊下です。
  • 研修室、会議室が面する幅3.5mの廊下。屋根から採光を取っているため、照明をつけなくても十分明るいと好評です。
  • 配膳室は、30畳の広さがあります。婦人会の皆様と打ち合わせを重ね、厨房機器の配置、収納の広さ、位置を決めました。北側駐車場に面して配置し、食材の搬入など利便性にも配慮しました。
  • 旧香光殿の解体に当たっては、柱、虹梁、彫刻を丁寧にひとつひとつはずしました。
  • 玄関の屋根反り、軒反り、破風の形状は原寸図を描いて検討しました。
  • 直径80cm×長さ2.4m×210本の地盤改良杭を施工し、その上に基礎を造りました。写真は鉄筋の配筋検査を行っているところです。
  • 鉄骨工場で製品検査と溶接の検査を行いました。
  • 上棟式は、岐阜幼稚園の園児も参加して、曳綱の儀を行いました。

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