木造住宅の「許容応力度設計」に関する講習会に参加しました。(「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)講習会」 (財)日本住宅・木材技術センター主催)「許容応力度設計」とは、構造設計法のひとつです。建物が地震や台風に対して安全になるように、また、床が抜けたり撓んだりしないように、建物の構造要素をチェックしていきます。一般的な木造住宅では、「壁量計算」という簡便な方法を用いますが、
  • 階数が3階以上
  • 高さが13m以上
  • 軒の高さが9m以上
  • 床面積が500㎡以上
上記のいずれかに該当する木造の建物では、構造計算書の提出が義務付けられています。この「構造計算」の中でも、一番簡単で普及している方法が「許容応力度設計」です。
簡単で普及している……と言いつつも、S造やRC造の同計算法と比べると、あんまり融通の利かない面があります。木造建築物の挙動は複雑で未解明の部分が多く、まだまだ発展途上なのです……。しかし、設計手法に幅があれば、設計の自由度は広がります。お客様の様々なご要望にも、応えられる可能性が高くなります。私たちが身につけた知識やノウハウで、住まい手である皆さんの希望を叶えられたなら、これほど楽しいことはない、そう思います。

さて、許容応力度設計の規準は以前からあり、今回の講習会は、法改正などを踏まえた改訂版の解説でした。改訂版は、章立てが整理され、建物の前提条件や検討するべき項目などが以前よりも明確化されています。スマートになった……と言えるかもしれません。
まぁ、内容はスマートになったのですが、冊子が全然スマートじゃありません。A4版で厚さは3cm。1.5倍になっています。届いたときはビックリしました……(^o^;)

2009年02月17日(火)