「この家は60年前に父が近所の人たちと、力を合わせて造ったと聞いています。何とか残してやりたいと思って」と、御主人。
現代の生活にもマッチするように、南側8帖と縁側4帖を板敷きのリビングにしました。 「畑で採れた野菜を置いておく土間が欲しい」 という、農家ならではの御要望。家事のしやすさを考え土間と台所がつながっています。 「田舎だから親戚もよく集まるので……」 という事で、仏間とリビング境の引き戸を外せば一部屋として使えます。
リフォーム前はほとんど壁に隠れていたケヤキの大黒柱が、魅力的な姿を現しました。太く頑丈な大黒柱は安心感をいだかせてくれます。土間だった玄関には、床を貼りましたが、天井の踏み天はそのままインテリアに。古民家ならではの味のある玄関になりました。
北側にあったリビングは庭の見える南側へ移動。ダイニングの引き戸を開ければ南のリビングから北のキッチンへ風が通りぬけます。
アルミサッシだった玄関サッシを古材の雰囲気に合わせて木の建具に造り替えました。