一口に珪藻土と言っても、実に多くの種類が存在します。

珪藻土とは、海や湖などに生息していた単細胞の植物性のプランクトンの死骸が堆積してできた土層で、珪藻けつ岩を主原料としています。その含有率が8%のものから78%のものまであり成分はまちまち。 珪藻けつ岩は、多孔質であることから耐火、断熱・保温性の他にも遮音性、吸水性、吸放湿性が高く、これらの性質を生かして、脱臭製、調湿性、結露しにくく、カビやダニが発生しにくいといった効果を期待して珪藻土が製品化されだしたのは、10年ほど前からです。 その数は、室内環境問題などからここ数年でかなり増え、塗剤や吹付剤、これまでの仕上げ剤に珪藻土を配合したものなどさまざまな製品が出ており、前記の機能を持つと同時に表現性も工夫すればさまざまなテクスチャが可能です。 ただ、土壁が粘土質であるのと異なり、珪藻土自体には自硬性がないことから、壁材料として使うには何らかの凝固材を混ぜなければなりません。
凝固材には、セメント、石膏、ドロマイトプラスター、合成樹脂などを使い、これらを多く含んでいると、珪藻土の特性が失われてしまいます。

では、どのメーカーのどの珪藻土がいいのでしょうか?

次回につづく


珪藻けつ岩

普通の石より軽く柔らかい感じで、触ると白っぽい
粉がついてくる。これを粉砕し、乾燥させた粉に凝固剤、
つなぎ材、などを混ぜて製品化されている。



2010年02月16日(火)