「家相なんて……」と思いつつも。
やはり心の片隅で家相が気になってしまう方は多いと思います。
家相とはそもそも古代中国の「易」が源になっていると言われています。古くから城や神社仏閣、武家屋敷ではその考えに基づいて建てられていたようですが、家相が一般庶民の間に広まったのは明治・大正期になってからのようです。
家相学にはいくつもの流派があり、流派ごとにいろんな決まりごとがあるので、100人家相家がいれば100通りの考え方があると言われています。
日本の気候は高温多湿なので、風通しがよいことはもちろん、真冬に吹く東北の冷たい風と、真夏に吹く南西の湿った熱風を避けることが大切です。つまりは家相で言われるように、「鬼門(東北)と裏鬼門(南西)には気をつけろ」という考え方そのものなのです。
家相において、最低限おさえておきたいポイントは「火と水と人の出入り口」です。
キッチンやバス、トイレが鬼門にあると、冬場の風にあおられて湿気や臭気、煙が部屋の中まで運ばれてしまいますし、寒い冬、玄関を開けたとたんに冷たい風が吹き込むようでは、外出するのがおっくうになってしまいます。
しかし、家相にこだわりすぎて本来の目的を見失ってしまっては本末転倒です。
本来の目的とは、「家族全員が幸せに過ごせる家」に他ならないのです。
弊社では、水廻りや出入り口は鬼門をさけた提案をするように心がけていますが、より詳しく気にされる方には家相家のところまで間取りを持って行って、直接見てもらうことをおすすめしています。
2009年05月26日(火)