NPO法人新住協が主催する「そうだったのか 高断熱住宅2008」講習会に小栗、谷本、池田が参加しました。講習会が行われた愛知県産業貿易館本館の会場はほぼ満席、室蘭工業大学の鎌田紀彦先生の話に参加した人達はとても熱心に耳を傾けました。
午前の部では、高気密高断熱の原理とそれを応用した住宅、さまざまな施工技術が紹介されました。

「住まい科学」パネル展

午後からは、新住協が現在進めている、Q1.0(キューワン)プロジェクトが紹介・解説されました。Q=1.0(キューワン)プロジェクトとは、高断熱住宅の標準となっている次世代省エネ住宅の暖房エネルギーを、さらに半分にする住宅を日本各地に建設しようというプロジェクトです。

Q1.0住宅のコンセプト

主なQ1.0住宅の暖房エネルギー低減手段は次の5つです。
  1. 省電力な熱交換換気設備を採用する
  2. 南の大型窓には断熱ブラインドを取り付け、東西北の小型~中型窓には3重ガラスの木製窓を採用する
  3. 南面の大きな窓を工夫して、太陽熱を効率よく取り込めるようにする。
  4. ローコストで施工性の良い工法を開発して、断熱厚さをさらに厚くする。
  5. 冬の太陽熱や夏の夜の冷気を蓄えられるように、基礎断熱を採用し、住宅内の熱容量を高める。
一般住宅での暖房・給湯エネルギーの消費量は太陽光発電などで自然エネルギーからつくり出す電気量の数倍にもなるそうです。これらを低減することはCO2排出量の削減にも繋がり、地球温暖化を防ぐためにもとても重要だと思いました。
弊社では今後とも、高気密高断熱住宅の設計事例を増やし、省エネ住宅の快適性を多くの方に知ってもらいたいと思います。

2008年09月30日(火)