先回は荒壁の土を作る方法が紹介されていましたので、今回は、下地材となる竹小舞について紹介します。

土を塗りつけるためには、下地が必要になります。
その下地を竹小舞といいます。
竹小舞は、割り竹を格子状に組んで縄で編んだものです。



蔵のように分厚い壁の下地には、割り竹ではなく、丸竹を使ったり、 数奇屋のように薄い壁の下地では葦を使ったりもします。

竹小舞は予め柱間に水平に渡された「貫」という木材を頼りにとめつけられていきます。貫は建物によって様々なピッチがありますが、 あまりピッチが荒いと強度に影響するので 貫のピッチには配慮が必要です。



横に渡した竹も、一定の間隔で間渡し竹という物を いれます。
間渡し竹は、他の竹のように柱の間に配置するだけでなく、 柱を欠き込んで突っ張るように竹を入れます。
貫が細かい時は、間渡しを入れないこともあります。

竹小舞ひとつとってもとても 手間がかかる作業と、先人の工夫がこめられているのです。