古民家再生物件が完成しました。
着工してから約10ヶ月。
古民家再生の物件としては大変長期に渡り工事が行われ異例の長期間工事になりましたが、遂に竣工の運びとなりました。あまりに立派な建物だったので工事着工当初から色々な不安も付きまといましたが、工事に携わってくれた皆様のおかげで無事この日を迎えることができました。

▲外壁に特注の志野焼きタイルを貼りました。
古民家の良さである骨太の躯体を生かすと共に、現代のライフスタイルに合わせた快適性をどのように共存させるかにお施主様自身大変悩まれました。お客様の思い描いた予想図が現実の図面になるように我々に託されました。そしてその図面に従ってイメージをわたしたちが設計図にまとめ、この難工事を乗り切ることができる優秀な工務店を選定しました。その工務店は、我々の思いを図面から読み取り一生懸命に工事をしてくれました。岐阜県中津川市(株)中島工務店 現場監督の奥村さんの指示に従い、飛騨の匠、大澤棟梁をはじめ多くの職人衆が携わりこの建物を完成に導いてくれました。

▲棟梁の大澤さん。飛騨高山から単身赴任。お疲れ様でした。

▲瓦は安江瓦さん。納得いく仕事を目指して刻苦奮闘してくれます。

▲基礎工事はとても苦労しましたね、兼松さん!
竣工完成検査の後、お施主様は、「御先祖様の残してくれた建物を生かしつつ、快適なくらしをしたいという矛盾したイメージが本当に現実になるのか心配でした。けれど、思い通りの建物ができてとてもうれしく思います。ありがとうございました。今まで3軒の家を建ててきて、今回はじめて満足する家ができました。」と、大変ありがたいお言葉をいただきました。

▲工事の始まりはジャッキアップから!
私も、この立派な建物を生かしつつ、お客様の壮大な構想を現実化するという仕事に携わらせていただき責任感に燃える反面、正直なところとても苦労しました。けれども、完成してからお客様が大変喜んでくださる姿をみると本当にうれしくて、多くの親族がまたあのお屋敷に集まり、賑やかに過ごされる情景が自然と思い浮かんでしまい、熱いものが込み上げてくる感情になりました。担当:野村健太