耐震補強 タイトル
   せっかくリフォームしても、地震が来て壊れたら・・・
   確かに今まで一般的に行なわれてきたリフォームは
   機能性や美しさばかりが強調されて来ました。
   でも、強度があってこその機能性!美しさ!ですよね。
K邸リフォーム前の外観写真

リフォーム前の外観
   『築80年の住宅なんですけど・・・・』と
   リフォームの相談を受けた家は・・・

      *柱は目に見えて傾き
      *外壁の土壁はくずれ、竹で造った下地が見え
      *所々で雨漏りがして
      *土台が腐り
      *基礎が無い・・・・・・・という状態でした。
K邸リフォーム前の2階の写真
リフォーム前の2階
      ■1■
      市が行なっている耐震診断をお客様に受けてもらいました。
      (無料か有料かは各市町村によって異なります)

      ・耐震補強の補助金を受ける場合には、この診断を
      受けることが必要です。
      ・耐震補強が必要という結果が出た場合、補強方法を
      行政機関に示して許可をもらってから工事を行なわな
      ければなりません。
「こんな古い家でも丈夫な家になりますか?」「もちろんです。」「でも、工事費が心配です・・・」「高価な住宅設備と比べれば、耐震補強は案外安くできるんですよ。」
柱とひのきの土台の写真

柱とひのきの土台
      工事が始りました。

      ■2■
      建物をジャッキアップして、ひのき製の土台を柱の下から
      差し込みました。
基礎と土台の写真

基礎と土台

      ■3■
      土台のしたに鉄骨を入れ、建物を浮かせた状態で鉄筋
      コンクリート造の基礎を造りました。
ホールダウン金物・金物拡大図の写真

ホールダウン金物

      ■4■
      土台を基礎にアンカーボルトで止めました。
      また、構造計算をした結果、必要な箇所には
      柱と基礎をホールダウン金物で緊結しました。
筋交いの写真

筋交い

      ■5■
      構造計算で必要な筋交い量を算出し、バランスよく
      設置し、接続部は金物で補強しました。
      (もし、土壁のねばりを利用した補強をする場合は、
      瑞龍寺耐震補強をご覧下さい)
屋根の瓦葺き替えの写真

      ■6■
      屋根の瓦を葺き替えました。

      リフォーム前の屋根の瓦は、土を使って葺いてありました。
      この土の重量だけでも、80kg/㎡ぐらいあるんです。
      頭でっかちの建物は、地震に弱い!というのは今や常識
      ですよね。そこで、今回は瓦をビスで止めました。

      (以前は土を使って瓦を葺きました。これは、

      *瓦の形状がバラついていたので、土で馴染ませた。
      *瓦の隙間から滲みた雨を土が吸ってくれた。

      からです。しかし現在は、瓦の形状は安定しているし、
      下地に敷く防水紙が丈夫で、防水性能が高いので、
      土で葺く必要はありません。)


防水紙敷き込みの写真

2階床、構造用合板貼の写真


      ■7■
      2階床全面に構造用合板を貼りました。
      床に水平剛性が無いと、台風や地震時に横からの
      力を受けて、菱形にねじれて、倒壊する可能性が
      あります。
      老朽化した建物は、木と木の接合部が弱くなって
      いるので、これも大切な補強です。
外観完成写真
      ■8■
      そして外壁、室内の仕上げをすると・・・。
      見違えるほど使いやすく美しくなりました。
室内完成写真       ■9■
      最後に市の検査を受け、合格。
      補助金をうけました。



一般にはこれ程の補強は必要ありませんが、必ず構造計算をして、その建物に適した耐震補強をするべきです。建物の強度があってこその機能性!美しさ!です。

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