
▲萬仭軒老大師入堂
▲振り幣役の棟梁
▲検知役の菅野菅野企画設計は、伝統的な木造寺院も設計しています。
平成15年に火事で焼失した多治見市の虎渓山永保寺の本堂・大玄関・庫裡の設計も弊社が担当しました。永保寺は、室町時代に夢想国師が開基した臨済宗の古刹で、境内には国宝の開山堂、観音堂があり、庭園も国の名勝に指定されています。
中日新聞、読売新聞やNHKなどでご覧になった方も多いと思いますが・・・先日、その虎渓山永保寺で本堂・大玄関の上棟式が行なわれました。
当日は、梅雨の合間の快晴。大本山南禅寺管長、来賓、工事関係者、一般市民など大勢の人がお祝いに駆けつけ、盛大に行なわれました。中でも、全国から集まった30人以上の僧侶による大般若は迫力満点でした。
そして、古式にのっとった工匠式。大工さんや現場監督が時代劇に出てくるような衣装を身につけ、尺丈の儀、博士杭の儀、引き綱の儀・・・などを行ないました。ちなみに、私も検知役で参加しました。
来賓の衆議院議員古屋様から、「伝統的な上棟式を見ることができ、日本人に生まれてよかったと思いました」という挨拶をいただきました。他の来賓も、一般市民も上棟された伽藍の雄姿に満足してくださった様子。とてもうれしく思いました。最後に行なわれた餅投げも大いに盛り上がり、素晴らしい上棟式になりました。
伝統的な木造伽藍の設計で培ったセンスを生かして、これからも本物の家を造っていきたいと思っています。
所長 菅野良司