環境にやさしく快適に暮らす
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     私は今の賃貸マンションに住むようになって、この春で4年になります。

     実は私の家にはエアコンがありません。住みはじめたのが春だったので、とりあえず夏になってから考え

     ようということになり、そのまま4回の夏を無事に越して現在に至ります。昼間家に誰もいないので、朝と夜

     だけ過ごす分には扇風機と窓からの風で十分でした。鉄筋コンクリート造の7階の西端で、南・北・西の三方

     に窓があり風通しが良く、断熱もわりとしっかりしているという好条件もあると思います。これぞ究極のエコ!

     といろんな人に自慢しています。ただ、真夏の休日の午後、人様をご招待するには少し厳しいものがあるの

     も事実ですが・・・。

     環境にやさしい家を設計するには、風通しの良さと断熱性能がいかに重要かということを毎年実感しています。


     一方冬場ですが、さすがに夜は何も無しでは過ごせず、ホットカーペット、こたつ、セラミックヒーターなど(すべて

     もらい物)色々な暖房器具を試していますが、どれも今ひとつです。こたつやホットカーペットはその場から動き

     たくなくなってしまうのが難点です。セラミックヒーターは部屋全体を暖めるほどの能力がないため、温風の当たる

     位置にいないとダメで、常に風が吹き付けてくるのであまり心地よくありません。温風を使わないオイルヒーター

     が昔から気になっていますが、電気代が結構かかる=環境にやさしくないという話を聞き、躊躇しています。

     今のところ私が考える一番環境にやさしい暖まる方法は鍋をすることです!部屋も暖まる上、体の中から

     暖まるので、鍋の日は暖房器具に頼らず快適に過ごせます。ただし結露には要注意!換気は必要です。

     先日1年点検でお伺いしたO邸は、高気密高断熱仕様で、東西に長い平屋建てのオープンな間取りの住宅です

     が、冬は太陽の日差しだけでとても暖かく、エアコンは天気の悪い日に数えるほどしか使わなかったそうです。

     環境にやさしい家を設計するには、太陽の光を十分に取り込める、オープンかつコンパクトな空間作りが一番

     効果的だと感じました。


                                                        執筆:田中 有紀子


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