省エネと放射性廃棄物
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1日10Kw。一世帯あたりの電気使用量の平均値だそうです。
この半分の1日5Kwだったのは今から40年ほど前の高度成長期のこと。
各家庭に家電の三種の新器、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が普及し、日本人の生活水準が上がり、それに
伴って電気の使用量が増えました。
それ以来、上昇の一途をたどっています。
たくさんの便利な電化製品が生活の中で使われるようになり、今の快適な生活が成り立っています。
40年前と比べると、家電製品も省エネ技術の発達で消費電力は少なくなりましたが、どうしても電気の
消費を押さえる事が難しいものもあるそうです。
冷蔵庫は大型の物でも最新型は、0.1Kw/h程度ですが、アイロンは0.1Kw消費するの に僅か1分ほど。
掃除機も同じ位の電気を消費します。
それにしても、省エネ家電が増えているのに電気の使用量が増えているのは、家電製 品が増えている
ことが一因です。
最近は、更なる省エネということで、待機電力を使わないようにしたり、照明を電球 から蛍光灯にしたりと
していますが、まだ不充分。
使わないのが一番なのですが・・・
そんな家電製品に囲まれて便利な生活を満喫していますが、その為に電気の使用量は年々増えていて、
それに見合う電気を供給する為に発電所はフル稼働しています。
特に夏場はエアコンの使用が増える為、電力供給も限界に近い状態。
最近は、地球温暖化の観点から、何事にもCO2の排出量が少ないものが求められています。
日本政府も「CO2を25%削減する」という目標を掲げて低炭素社会を目指して 動き出しています。
そんな状況下で原子力発電が推進されています。原子力発電はCO2の排出量はごく僅かしか出さない
代わりに、放射性廃棄物を生み出す問題がありますが、最近この放射性廃棄物も処理方法について
色々な方法が検証されています。
しかあい、この放射性廃棄物は人間が生み出したものなのに、本当の意味での処理が出来ません。
処理と言っても、周囲に放射能を撒き散らさないように保管することしか出来ないのです。
その保管場所の確保も大変です。どんなに厳重に保管しても放射線漏れのリスクはゼ ロにはなりません。
先日、地中深くに保管する「地層処分」という方法についてのテレビCMを見ました実用はまだ先のことですが、
これは根本的に放射性廃棄物を処理するものではありません。
人から遠ざけて、放射線の影響から逃れようとする方法なので本当は「地層保管」ですね。
放射性廃棄物のホームページには、「地層処分」についての解説がありますが、保管 する為のバリアの説明
には「〜しにくくする」と、完全に隔離するものではありません。
これ以上環境に負荷を与えない為には、電気使用量を減らす方法を探るor太陽光発電・地熱発電・・・etcの
CO2を排出しない自然エネルギーを利用した発電をもっと普及させる。
この両面から取組むしかないですね。 自然エネルギーの活用は普及まで時間がかかりますが、出来る限り
環境に負荷をかけないように電力消費を抑える。節電することは今すぐにでも出来ます。
日本政府が掲げた「CO2を25%削減する」という目標を実現するのはとんでもない事かも知れませんが、
これを契機に環境に負荷を与えない事を一人でも多くの人が考え実行出来れば、明るい未来がやってくるの
では。と思います。
執筆:東松 泰志
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