環境対策の経済性
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最近、政府の景気対策でCO2削減、省エネに対する税制優遇や補助金制度が打ち出されました。
ハイブリッド車などのエコカーや太陽光発電、省エネ家電が増えることで、環境にやさしくCO2削減が
できることから、実現すればかなりの景気・環境対策の両面に効果が期待できます。
これだけ環境問題が深刻化している今、自然を大切にして環境にやさしい生活をすることに異論を
唱える人は少ないと思いますが、積極的になるにはやはり経済的なメリットがなくては状況を変える
ことは出来ないでしょう。
「燃費がいいハイブリッド車が欲しいけど高価で・・・」、
「太陽光発電を採用したいけど、設備投資を回収するには数十年かかってしまって・・・」
なかなか、経済的に二の足を踏む人が多いのも事実です。
そういう意味では、政府が打ち出した方針通りに制度が出来ればいいなぁと思います。
財源の問題は残っていますが・・・。
最近、弊社で設計した住宅にも太陽光発電を採用される事が増えました。太陽光発電は関心があっても、
費用の面で採用できない事もあります。設備投資が短期間で回収できるようになれば一気に増えるのでは
ないでしょうか。
各家庭の消費電力を太陽光発電である程度まかなえるようになれば、未来は明るい!
ただ今回の制度の中で、省エネ家電への買い換えを促進するという、まだ使えるものを買い換えることに
なるところが「まだ使えるのにもったいない。」という想いがあって諸手を挙げて賛成は出来ません。
我が家の洗濯機は、もう14年使っています。ビデオやオーディオも14年、冷蔵庫は11年、テレビは9年、・・・。
もったいないから、壊れても直して使えるうちは使う。リサイクルも良いですが、それよりも安易に廃棄しない
事も環境にやさしい事だと考えます。
この「もったいない」という概念は環境問題を考える上でも重要なものとして世界で注目されています。
数年前からケニア出身の環境保護活動家ワンガリ・マータイ女史は「MOTTAINAI(もったいない)」を
環境問題を考える観点から世界に広めようと活動しているそうです。自然や物に対する敬意、慈しみを
表す「もったいない」という価値観、失いたくないですね。
執筆:東松 泰志
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