「山の貯水」
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     先日、とても久しぶりに登山をしました。

     無理なく行けそうなところを・・と思い、長野県の駒ケ岳へ

     行ってきました。

     駒ケ岳は、専用バスとロープウェイを使い一気に標高2600m

     まで行きます。 始めは、ロープウェイをおりた千畳敷カール

     のあたりを回るだけで、帰ってこようと思ったのですが、

     行ってみて、地元の叔父さんに話しを聞き、天候もとても

     よかったので、頂上まで行くことにしました。


     ロープウェイからは、川や、滝を見ることができました。もちろん去年の雪は残っていませんし、新しく雪も積もって

     いません。

     チョロチョロの小川ではありません。この水はいったいどこからくるのかと不思議に思います。

     2500mくらいまでは、高山植物や落葉樹があり、それより上の3000m近くまでは、ハイマツが多く生えています。

     そういった木が山の貯水を助けているんでしょうね。

     これだけ高い山でも、こんなに水を含んでいるのかと「すごいなー」と思います。

     町の中を流れる川も元は、こういった山などから流れた水です。

     改めて自然の凄さと、日頃当たり前のように飲む水の有難みを感じました。

     町の中で長く生活していると、自然の中の当たり前のことも忘れてしまいそうです。



     それから、以前カナダで氷河を見たことを思い出しました。

     山の氷河が年々減少している話を聞き、温暖化の影響が

     大きいと言われていました。

     氷河の青々とした氷の綺麗さと同時に、解けた水が脇を

     勢いよく流れる様子に心配にもなりました。

     これが全部解けてしまったら・・・。 最近は昔に比べて、

     日本でも雪が降らなくなりましたよね。

     山に積もる積雪量が減ると、その分山の貯水量も減ります。




     また、暖冬が続くと、今まで寒さに耐えられず死滅していた害虫も冬を越せるようになり、山の木を枯らすとも

     聞きます。木が枯れることも、また山に貯水できなくなる原因にもなりますから、水不足へと繋がる要因に

     なります。

     この先温暖化が進むのか、氷河期がやって来るかはわかりませんが、やはり資源を大切にするようあらゆる

     面から考えることが、今はとても大事だと思います。


     話しは少し変わりますが、日本では、簡単に飲み水を得ることができますが、実は多くの水を輸入している

     そうです。 というのも、日本は、自給率が低いため、いろんな物を輸入しています。

     そういった物を生産するには水を使うため、間接的に水も輸入していることになるのです。

     輸入品を日本で作るとした場合に必要となるであろう水を「仮想水」というそうですが、仮想水は、水の国内

     使用量の3分の2にもなります。

     世界では、水不足で困っている所もある中、これは大きな問題ではないでしょうか?



                                                        執筆:長井 真美


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