溶接ロボットのお話し
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       当社は日本建築を得意とする設計事務所であります。

       寺院や住宅など和風木造での設計が大半を占めていますが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の

       建物も年に数件はご依頼を受け設計を行っています。和風建物に鉄骨を使う場合は、瓦葺き

       などの急勾配の屋根があるので、柱と梁の納まりは極めて複雑となるので、製作には熟練した

       技術が必要になります。


       最近では、3K(危険・きつい・汚い)作業からの解放、作業環境の改善などを考慮して、鉄骨

       製作工場では機械化が進んでいます。特に夏期における溶接作業は過酷な作業ですので、

       小規模の工場でも溶接ロボットを導入している所が多くなりました。

       鉄骨大好き人間の私としては、溶接面の仕上がりが非常に気になるところですが、最近は

       溶接面が滑らかに出来上がっているので素手でこすっても平気です。超音波探傷試験と

       よばれる溶接状況を調べる検査でも、欠陥部分が非常に減ってきました。


       溶接ロボットには作業者が自分自身で溶接を行う時のような溶接の順序・姿勢・条件を教え

       込む必要があります。これをティーチング作業と呼んでいます。

       従って、溶接作業を熟知したオペレータのティーチングであれば、溶接時間を減らしてより

       品質の高い製品を製作することができます。

       オペレータは自分の溶接技術とともにロボットを使いこなす知識が必要になってきました。





ロボットの溶接位置認識作業風景


ロボットアームは自由には動かないので
鉄骨柱の方が回転して溶接作業が進みます




                                                      執筆:孕石 順昭

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