*新しい地盤調査*
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   皆さんは建物を建てる時に敷地の地盤の様子がどうなっているか心配ではありませんか。

   周りに建物がなく舗装もしていなければ、雨上りの翌日にぬかるみが多く残っていれば、大変水はけの悪い

   土地であることなどは誰でもわかります。しかし、区画整理された住宅団地などは、家が立ち並べば昔の面影

   などはまったく想像がつきません。よく言われている事ですが、団地内の公園や学校は、旧集落内で宅地として

   の利用価値がなかった大きな池や沼があったところに造られている場合があります。

   このような場所は地震時には揺れが大きく液状化の可能性もありますので頑丈な杭基礎で設計します。  

   ある地域の地盤について昔の様子を知る手段としては、土地の名称(地名)がその土地の履歴を表すものとして

   利用されています。例えば、沼のような水田があったと思われる地名は沼田とか額田、湿地帯であったと思われる

   地名は芦原、蒲田などです。

   また、1947年に米軍が日本中の航空写真をとっていますので、インターネットにより国土地理院のホームページに

   ある国土変遷アーカイブにより航空写真の閲覧ができます。戦前からの旧市街地以外は田畑がほとんどで、ため池

   が点々と存在しているのがよくわかります。それを現在の地図の上に写せばだいたいの土地の履歴がわかります。  

   今まで述べてきた事は、地表から見ただけの大雑把な事ですので、御自分の住んでいる地域のことであっても他人

   事のように気楽に考えられますが、もし御自分の家の敷地が造成地の盛土であったり、軟弱地盤であった時には

   とても怖いことです。


   適切な方法で調査して、何らかの対策、又は、保証制度によりリスクを回避する必要があります。

   住宅地盤調査として広く普及しているものではスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)と、近年新しい地盤

   調査として登場した表面波探査式地盤調査方法があります。前者は通常5箇所でスクリューを地中に貫入させて

   地盤の硬軟を判断します。後者は、地面をゆらして、その「ゆれ」の伝わる速さにより地盤の硬軟を判断します。

   表面波探査式地盤調査方法についてもう少し詳しく説明しますと、この調査は、起震機で表面波を起こし地中に送る

   と、表面波は硬い地盤ほど早く伝播し、伝播状況を計測して、これをパソコンで解析します。


   SS試験が点で調査するとすれば、表面波探査は面で調査して、より詳しく地盤を判別することができます。

   また、表面波探査機は財団法人 先端建設技術センターの技術審査を受け、保証体制として保証期間10年、

   最高保証金額5,000万円の宅地保証制度もあります。




スウェーデン式サウンディング試験
 
   表面波探査式地盤調査

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