珪藻土の性質


    住宅などの内装に珪藻土塗り仕上げを採用する事が増えてきました。


    珪藻土とは、海や湖などに生息していた単細胞の植物性プランクトンの死骸が堆積してできた珪藻けつ岩

    を主原料としています。

    珪藻けつ岩は、多孔質であることから耐火、断熱・保温性の他にも遮音性、吸水性、吸放湿性が高く、

    これらの性質を生かして、脱臭製、調湿性、結露しにくく、カビやダニが発生しにくいといった効果を期待

    して珪藻土が製品化されだしたのは、10年ほど前からです。


    しかし、一口に珪藻土と言っても、仕上材として販売されている珪藻土には実に多くの種類が存在します。

    その数は、室内環境問題などからここ数年でかなり増え、塗剤や吹付剤、これまでの仕上げ剤に珪藻土を

    配合したものなどさまざまな製品が出ており、前記の機能を持つと同時に表現性も工夫すればさまざまな

    テクスチャが可能です。


    ただ、土壁が粘土質であるのと異なり、珪藻土自体には自硬性がないことから、壁の仕上材料として使う

    には何らかの凝固材を混ぜなければなりません。

    凝固材には、セメント、石膏、ドロマイトプラスター、合成樹脂などを使い、これらを多く含んでいると、珪藻土

    の特性が失われてしまいます。


    では、どのメーカーのどの珪藻土がいいのでしょうか? 次回につづく


珪藻けつ岩

普通の石より軽く柔らかい感じで、触ると白っぽい
粉がついてくる。これを粉砕し、乾燥させた粉に
凝固剤、つなぎ材、などを混ぜて製品化されている



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